減増君(車検対応)
減増君は正規の取り付け方法だと車体左に付くことになるらしいんですけど 、
そうするためにはステーとか作らないといけない...めんどうなので右側に
タッピングビスでつけました。(画像1)
本来、吸気側の(画像2、画像3)ここいらにステー作って収めた方がいいと
いうことなので、本来の性能が発揮されているかどうかは不明です。
メーカーによると吸気のなるべく近くがいいということなので、以上のことを
ふまえた上でお読みください。
ご存知の方もいらっしゃると思うのですがこの商品、ロードスターの雑誌など
に何回も取り上げられているセルキャットでございます。
なんでも、セリウムとかの粉末が入っていて吸気の負圧ですこーしずつ燃焼経路
に吸い込ませるという実に怪しげな(失礼)装置です怪しさでは磁力などを使った他の商品は足元にも及びません。(それはちょっと言い過ぎか)
トラックやバスなどの大型車の燃費アップ、排ガス浄化等に使われていましたが
古い輸入車の排ガス検査対策品としても使われることがあるそうです。
以前ロードスターに乗っていたときも気になっていたのですがいかんせん、ロード
スター用は5万円もしたので躊躇してました、後に減増君と同タイプの小型のもの
も雑誌に載るようになって3万円ぐらいで売られていたようです
輸入元によると、この小さな方は1000ccから1500ccぐらいまでが対応車に
なっておりジムニーには十分なサイズだと思います
私の場合、燃費は変化なし、しかしトルクはJA11からJA71に乗り換えたときに
低速トルクの細さに550と660の差はでかいなーと思いましたが、その差を若干
ではありますが補ってくれてる感じです。
感じ的には550ccが600ccくらいになったようで確かにトルクが増えます。またノッキングが発生する回転数が若干下がります低回転で多少ラフな扱いが出来る
ようになりました。
ただし、JA11のF6(私はK6は乗ったことが無いので解りません)のほうがもっと
トルクが太いです、乗ってたときはほんとに660cc?と思ってたものです。
以前乗ってた平成元年型のアルト550ccや63年型の三菱ミニキャブ550cc、
3年型のホンダビート660ccとは比較にならないぐらいパワーがある感じでした。
ちなみにターボ車ははじめてです。
減増君は何万キロかもつそうなので、JA11やJA22に乗り換えたときにもっていけば
いいと思って買いましたが良く考えてみると、エンジンに関してはJA11のF6で十分に
感じてたのでどんなもんでしょう?
まあその時には燃費アップを願って取りあえず乗せかえるかも...
と、3月の時点ではこうだったのですが現在オイルとエレメントを交換し
(これは減増君のメーカーでも装着後にはエレメントも交換するようにといってるそうです)
装着から7000kmぐらい経った時点ではもう少し違ってきました、燃費は変化無しと
いいましたが0.5km~1.0kmぐらい向上したようです、トルクも若干増した感じです。
本来なら季節柄、気温が上がってパワーダウンしてもおかしくないんでしょうが、やはり多少
パワーアップしているようです。
燃費のほうはもともと10km/l走っており不満はなかったのですが11km/lぐらいに向上しているようです
といっていたらJ'sGarage管理人さんがゴールデンウィークにお出かけしてて、大きなファイルは
その後送ったほうが良いとかでぐずぐずしてて、今日に至ったのですが、さらにノッキング発生の
回転数が下がっているようです、なめらかになった感じがします。
フィーリングは人に伝えるのが難しいので数値となる燃費のほうで言いますと今回11.4km/lぐらいでした、
走行距離も8万を超えたのでひょっとすると切れる前の電球みたいに最後にぴかー!っと
光っているのかもしれませんが...
もう燃費計るの辞めようと思ってたのですが、気になるのでまだ数ヶ月はチェックしてみようと思います。
(レポート:shingo-k)