フロントバンプラバースペーサー 難易度:1

スプリング単体で5cmシャックルで3cmアップと足回りの変更によってボディーヒットの確立が減った私のSJ30ですが
かなりまずい問題が出てきました。
まず通常走行時でも危険を感じさせるものとしてブレーキホースの長さ。
明らかに長さが足りず足が伸びきる前にホースがホーシングを支えているような格好になって、いつ切れてもおかしくない
状態です。この問題についてはホースの交換という手段しか残されておらずSJ30のリア用ホースをフロントに流用して
対処したことはレポートに既に書いたとおりです。
次に問題となってきたのがスプリングの反転。
無負荷時のシャクル角度はほぼ直角。もちろん過重がかかると外側にシャックルが動くのですが
スプリングの動きによってはシャックルが内側に入ってくる可能性があります。
またフロントの場合はもっと深刻です。なぜならステアケースやロックセクションではシャックルのヒットを覚悟する必要が
あるからです。シャックルがヒットした瞬間にスプリングが縮む方向に動くと、おそらくシャックルは内側に向いてしまうでしょう。
シャックルが内側に向いてしまうとどうなるかというとスプリングは逆反りしてしまいます。
こうなるとスプリングかシャックルの脱着を行わないと元に戻らないし、逆反りした瞬間にスプリングが破損してしまうことも
考えられます。実はSJ30の後期よりシャックルが反転しないようにシャックル取り付け部に鉄板がついているのですが
私のSJ30 1型にはありません。またあったところで気休めのような鉄板なのでシャックルをヒットしてしまったら
薄い鉄板ごと車体内側に入ってしまうでしょう。
ということで折角、縮み側も大幅に増えてうれしかった足に規制をかけることにしました。
実はモーグルサス購入時にも同じようなアルミのスペーサーが付属していたのですが、縮み側を規制するなんてあほくさいと
速攻で捨ててしまった私・・・。
しょうがなく似たようなものを探してみたところありました。アルミのスペーサー。
ノーマルのバンプラバーを外してスペーサーを挿入し、付属のボルトで共締めするだけの簡単装着。
3cmの縮み側ストロークを犠牲にしましたが、これで高いスプリングの破損を防ぐことができるということで安心です。
ついでにロングショックを付けている方にご注意。伸張が伸びた分縮み側の余裕がない場合がほとんどです。
最悪の場合、ショックが底付きしちゃって破損しちゃいますので縮み側の限界を考えてスペーサーを入れましょうね。