メーカーによる公表値は以下の通り
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XZL |
ノマディック |
ジオランダーM/T |
サイズ |
6.50 R16C |
195R16 |
185/85R16 |
外径 (mm) |
742 |
718 |
721 |
総幅 (mm) |
176 |
195 |
180 |
計測リム幅 (インチ) |
4.5 |
5.5 |
5.5 |
適合リム幅 (インチ) |
4.5-6 |
6-5 |
6-5 |
重量 (kg) |
16.0 |
12.0 |
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今回は、SJ30に履かせて見ました。
まず外見での第一印象は、細い・径がでかい、ノマディックと比較するとその差が
よく分かります。
オンロード
タイヤ交換後、走り始めてすぐに感じるのは、タイヤの重さ。思わずサイドブレーキを
確認してしまいました。30が軽いせいか、やけに重く感じます。発進の時は丁寧に
クラッチ操作をしてやらないと、エンストしてしまうこともあります。走行音はほとんど
無いです。と言うより、30の場合はエンジン音にかき消されて聞こえません。
純正タイヤよりもほんの少し「コーー」という音が聞こえる程度です。ジープサービスと
比べれば静かなものです。
コーナーでは、少し”みちみち”音がするけど全然気にならないレベルです。
グリップは、思ったより良いが雨の日には、横に少し滑りそうな気がします。
ジオランダーのように”ぐにゃり”としてないけど、ノマディックのほうが走り易いように思います。
ダート
タイヤが細いこともあってコーナーでリアが滑ります。
しかしコントロールできる範囲内であり、いきなり滑り出すこともなく安定して走れます。
林道などを通った後、舗装路に出ると”かちかち”音がします。
タイヤのブロックパターンのせいで溝に石が挟まっているからです。
そのまま走ると、石を後ろに飛ばしながら走るので後続車は少し危険です。
これに当たるとガラスが割れる事もあります。
ノマディックの方が、幅がある分、林道(ダート)では好印象です。
マッド
空気圧2.0kg/m3では、すぐに目詰まりしてしまいます。
くいつきが悪く何でも無いところが、登れないときがあります。
空気圧1.0kg/m3以下では、グリップがいいです。
目詰まりもほとんどなく泥は、きれいに抜けます。
走った後には地面にタイヤパターンがよく残っています。
マッドでは、ノマディックやジオランダーよりも性能がいいようです。
ロック
空気圧2.0kg/m3では、タイヤがポンポンとはねて
乗りにくいです。
空気圧を1.0kg/m3以下に下げると、
岩に乗り上げたときに適度にタイヤが
たわんでくれます。
ノマディックやジオランダーでは、空気圧を下げたときには岩に乗ったときに
タイヤがたわみすぎて(横から見ると刺さっている様に見える)ちょっと怖いで
す。XZLの方がかなりタイヤが堅いことが分かります。
結果としては、いいタイヤですが、値段が他のタイヤに比べると非常に高いので、コストパフォーマンスは、微妙な所でしょう。
ただ、他のタイヤより非常に重いのは間違いありません。
(レポート:後藤謙英)
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