シートレールのスライド量を増やす
新型ジムニー(JA12,22)になって改良されたのですがSJ30もJA71、JA11も運転席の
シートスライド量が少なすぎて一番後ろまでスライドさせても窮屈だと思っている人が多いようです。
ジムニーの改造部品を作って販売しているショップからもスライド量を増やすシートレールが
販売されていますが、純正のレールを少し加工するだけで3ノッチ程スライド量を増やすことができます。
残念ながら運転席にしか使えない方法のようですが、日頃から自分の足の長さにうんざりしている
ひとや太股に予備の脂肪分を備蓄していて運転時に不具合を感じていた方にはおすすめの運転環境チューンです。
12mmのボルト4本で止まっている運転席のシートを外しましょう。
シートを裏返すと黒いシートレールが片側各2本の10mmボルトで固定されていますから左右の
シートレールを外してしまいましょう。
ソケットレンチがないと非常に外しにくいと思うので注意。
シートレールをスライドさせてみると判るのですがレールの内部(底)にスライドの動きを規制
するための鉄板が突き出ていますから、その横の切り欠き穴(突き出た鉄板の形と大きさです)に
きっちりはめ込むようにハンマーで倒しレールの表面から出ないようにしてしまいます。
このストッパーの鉄板がなくなると後方に3ノッチ程スライド量が増えますがストッパーが
なくなったので後方にスライドするときには下げすぎないように注意しないといけません。
外れてしまうという危険性はないのですがシートレールを強く下げると噛み込んでしまい
前にスライドさせる時に力が必要になりとても苦労します。
普通に下げて噛み込むことはあまりないのですがシートを勢い良く後ろにスライドさせてしまうと、
まず噛み込んでしまいます。