1968~1968
ジムニーの先祖として名高いホープ自動車製の360cc四輪駆動社。
ホープ自動車は「ホープ商会」として戦後の焼け野原で英国製の
バイクのエンジンを利用した軽3輪自動車を作っていた。
(そのころはスズキも「鈴木式織機」という会社名で補助エンジン
付き自転車を作っていた)
ホープ自動車はこの類まれなる性能の四輪駆動車を作るものの
その頃には金銭的に量産は不可能になり現在のスズキ社長である
鈴木修氏がこの車の権利を買い入れたのである。
ちなみにこの車のエンジンはミツビシミニカのものが搭載されている。
もしスズキではなく三菱がこの車に興味を持っていればジムニーは
誕生しなかったかもしれない。
(参考文献:「ジムニー」が拓いたスズキの経営/島田眸氏著 にっかん書房)
<画像はトライアルTeam ALEXの上田 隆さん提供。>
全長 |
2995mm |
全幅 |
1295mm |
全高 |
1765mm |
ホイールベース |
1950mm |
トレッド(前/後) |
1100mm/1100mm |
最低地上高 |
240mm |
車両重量 |
620kg |
最大積載量 |
250kg(2名乗車時) |
エンジン |
ミツビシME24型空冷2気筒2サイクル |
ボアXストローク |
62X59.6mm |
最高出力 |
21ps/5500rpm |
最大トルク |
3.2kg-m/3500rpm |
トランスミッション |
前進4速フルシンクロメッシュ、後進1速 |
最小回転半径 |
4.5m |
最高速度 |
70km/h |