タニグチ製SJ30用クロカンチャンバーー車検非対応ー


後部マフラーの脱落とメインチャンバーの詰まりをきっかけにタニグチから
販売されているクロカンチャンバーを装着してみました。

 後部の排気管は社外品の設定がなかったため純正を装着しています。
装着の際、インテークマニホールドのボルトを折損させてしまったため
予想よりも時間がかかってしまいましたが、錆で固着している際は横着をせずに
バーナー(ハンドトーチ)などを使って錆を落としてから作業をした方が良さそうです。

 装着後はチャンバー特有の弾けるような音がかなり大きくなります。
が、チャンバーの肉厚があるのでアイドリング時は想像するよりは静かです。
あくまでも個人の印象ですが団地などで反響がない限りは、そんなに迷惑には
ならないような雰囲気です。

 高速向きになることを覚悟していたのですが、新車時より一度も交換していない
純正チャンバーと比べればずいぶんと低速トルクもあるようです。
中速から高速にかかるピークバンドでは純正の比ではありませんでした。
通常、3速にダウンしなくてはいけない長くて急な坂道でもトルクアップが
感じられ4速で走行する事ができますし、再加速もスムーズになりました。

車検対応ではないという問題はありますが、弱ったLJ50エンジンに喝を入れるにはお薦めの一品です。

(レポート:じょん)